『ダイエット歴３０年、総減量１５０kg超』の世界トップレベルのダイエット専門家と自負する。幼少期より肥満のコンプレックスを抱え、２０代前半から急激に太りだし、１６８cmの身長で１０５kg超の体重となる。長年、ダイエットをしてはリバウンドを繰り返してきたが、独自のダイエット理論を構築し、体脂肪率８%台の６０kgまで４５kg減に成功する。この一定期間で落とした体重は５６kg減におよぶ。さらには、腕立て伏せ３回、腹筋０回、走行距離７５ｍしか走れなかった最悪期からトレーニングを始め、フルマラソンを完走するまで身体能力を向上させる。心身の気づきを得るための「エネルギーワーク・ダイエット」では、１３２日間で２０kg減を達成し、今までの生涯で減量した総合計は１５０kgを超えている。長年におよぶストイックなダイエットの副産物として気感の上昇があり、山岳地帯の麓にて減量家としての境地を開拓しながら心と体の探求を続けている。
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【清廉ダイエット】
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減量家の鈴木清廉です。ダイエット歴は３０年になり、今まで１５０キロを超えるダイエットをしてきました。また、一定期間でマイナス５６キロのダイエットにも成功しております。
さて、今回は、気分を新たにダイエット“中級者向け”のテクニックをご紹介する前に、私が大幅な減量に成功したダイエットの「おさらい」をしておきたいと思います。
私が最高体重の１０５キロ超から６０キロまでの４５キロ減を達成した一定期間を、「前期、中期、後期」として考えるようにしています。３８歳のときの「ダイエット前期」は、２１０日間の７ヶ月で１０５キロから７０キロまで、３５キロ減を達成しましたが、現在までにユーチューブに投稿した約１００本の動画は、「ダイエット前期」の“初心者向け”の内容になっています。
どんな習いごとでも、最初は初心者から始めるわけであり、ダイエットにおいても、そのプロセスを順に踏んでゆかない限りうまくゆくことはありません。体重というのは、生きている人間なら誰でも、増えたり減ったりを経験するので、ヤル気さえあれば誰にでもできると、つい考えがちです。太ってしまった人に対する世間的な無理解というのもここにあるわけですが、ダイエットは誰もが簡単にできるものではないのです。
２０代で結婚して産後太りとなって、そこから５０年間ダイエットに明け暮れて、７０代になっても痩せることができない人などザラにいるわけで、政治家だろうが、宗教家だろうが、経済人だろうが、その分野で大成を極めたとしても太っている人は多くいるわけで、それだけ痩せることは難しいのです。
ダイエットは学ぶときに学び、経験すべきときに経験し、心を成長させるときに成長させておかないと、自分はなぜ太っているのだろうという『謎』が解けないまま、一生を過ごすことになってしまいます。
ダイエットの初心者のうちは、なにをするにしても苦しく、ネガティブな心理状態になりますが、そうなってしまうのは、スクワットをしろだとか、縄跳びをしろだとか、階段を上れだとか、『なにも分かっていない人』のアドバイスを鵜呑みにしてしまうからで、いきなりボクサーがするような“上級者向けのダイエット”をすれば、挫折することは火を見て明らかなのです。
では、初心者と上級者で、ダイエットはどう変わってゆくのかですが、最も大きな違いは『時間』にあります。例えば、アスリートは大会に出場するために必ず減量しなくてはならないので、『完璧なノウハウ』が身についています。そもそも、アスリートはダイエットを競うために大会に出場するわけではありません。ボールを蹴ったり、人と組み合ったり、タイムや勝敗が目的であって、そのトレーニング自体がダイエットになっているわけで、減量も全体から見れば２割程度の辛さであり、時間をかけずに割と簡単に痩せることができてしまうのです。
私は「ダイエット前期」で３５キロ減達成後、そのまま継続していっきに５０キロ近く痩せればよかったのですが、ダイエット初心者の段階では、まずメンタルが持たないのです。どこかでいったん区切って、そこからリバウンドしてしまったとしても、再びダイエットをして目標体重に近づけるという、このダイエットの『３分割方式』が、一般的な生活者が健康を維持しながら痩せる“現実的な方法”だと思います。
「ダイエット前期」が３８歳で、翌年の３９歳と翌々年の４０歳のときは、毎年８キロ前後の減量を行っていたのですが、それはリバウンドからの調整の意味合いがあり、目標体重に向けた本腰を入れたダイエットではありませんでした。よく私は自分のプロフィールで５６キロ減を強調していますが、正確にはこの一定期間で７０キロ前後の減量をしていることになります。
４１歳になって、７５キロまでリバウンドしていましたが、５７日間の約２ヶ月で６２キロまで痩せたときが「ダイエット中期」です。その翌年の４２歳のときに行ったのが「ダイエット後期」で、４３日間の１ヶ月半で６８キロから６０キロまで痩せることができました。
今回から動画でご紹介するダイエットは、この中期と後期のテクニックになり、ダイエット“中級者向け”の内容になってきます。直近のダイエットにおいて、約４ヶ月半の１３２日間で８１キロから６０キロまで２０キロ減を達成しましたが、こちらは“上級者向け”ということになります。
この「ダイエット中期」と「ダイエット後期」は、飲酒をしながらダイエットをしたことによる睡眠障害や、禁酒を始めたことによる離脱症状といった『酒地獄』から生還した時期であり、猛暑や冷夏が重なり、急激な体脂肪の減少による体調の異変や、マラソン大会に向けたトレーニングや筋トレ、それにともなう故障やケガなどがあり、ダイエットをする人にとって避けて通れない問題が山のようにあります。
また、「ダイエット前期」で説明不足だった点も含めながら動画を作成してゆこうと思いますが、なにぶんにも、痩せるためには、今、これを語っておけなければならないという「ご神示」があってトピックスが決まってくるので、１冊の本のように俯瞰できない点はご了承ください。ダイエットの“初心者向け”と“中級者向け”は、再生リストのほうにもカテゴライズしてありますので、そちらもご参考にしてください。
それでは、最後にご視聴していただいた皆さんに、ダイエットに成功するための７つの言葉を贈ります。ご自愛ください。
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