世にも奇妙なダイエットの噂
〜3日で3kg痩せるヤバイ罠〜
一定期間食べなければ
短期間で体重も落ちます。
しかしその時、
体内から減っているのは
脂肪ではなくほとんどが「水分」です。
水分が出て体重が減るのは
一時的なものなので、
実際に痩せたことにはなりません。
■体重の増減のからくり
元々人間の体には、
300g~500g程度の糖質が
蓄えられていて(個人差あり)
毎日の食事や活動量によって
日々変動しています。
通常、体内の糖質1gに対し、
水分3g~4gが結びついて
体内から出入りしています。
仮に糖質制限をして
体内にある糖質が500g減った場合、
1,500g~2,000gの水分も一緒に減るので
結果的に2kg~2.5kgの体重が減ります。
この状態でまた糖質を摂れば、
水分と糖質が蓄えられて体重が増えます。
■体重の増減は塩分の影響もあり!
食べないダイエットは
必然的に塩分の摂取量も減ります。
人間の体液の塩分濃度は、0.9%。
1gの塩分を摂ると
体液の濃度を保つために
111mlの水分が必要。という計算になります。
📝日本人の成人女性の平均的な
塩分摂取量は1日9〜10g程度。
つまり、
塩分と一緒に水分も毎日1リットル以上が
体内から出入りしていることになります。
■短期間の増減に惑わされないでください
糖分も塩分も摂ら