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断食によるデトックス効果や概日リズムの安定化 脳や心臓も守ります

断食によるデトックス効果や概日リズムの安定化 脳や心臓も守ります

周期的ケトジェニックダイエットによる代謝柔軟性の獲得が重要ですが、断食を加えると一層獲得しやすくなります。
さらに断食にはたくさんのメリットがあり、長期ケトーシスのデメリットを抑制する効果もあるので紹介していきます。

1.毒素排出(デトックス)
現代社会ではまわりに毒素が多すぎます。
重金属や、超加工食品、遺伝子組み換え食品など、たくさんの毒素を分かっていても摂らざるを得ない状況です。
それらの毒素はすぐには排泄されず、脂肪に蓄積されてしまいます。
そのため、脂肪を燃焼させてデトックスする必要があります。

断食は脂肪分解(リポリシス)により脂溶性毒素を集め、汗、尿、便から排泄します。
ただし、水や食物繊維を意識的に摂取して排出を促す必要があります。
また、毒素の再暴露には注意が必要です。
断食やケトジェニックダイエットを始めて体調が悪くなるケースにはこの毒素の再暴露が関与している可能性があります。
積極的に排出を促しましょう。

2.概日リズムを整える
時間制限食または部分断食では基本的に活動期の日中に食事を摂ります。
そのため夜間に食べないことで周期を整えることができます。
概日リズムは睡眠とインスリン感受性をはじめ多くの重要なシステムの安定化に関与します。

3.腸の健康を維持する
腸内細菌叢は食べるものや食べる時間に影響を受けます。
腸内細菌叢が乱れると腸の透過性が亢進するリーキーガット症候群を引き起こし慢性疾患へとつながります。
断食により多様性が改善しリーキーガット症候群も予防、改善することが考えられます。

4.カロリー消費が高まる
断食は内臓脂肪を減らすのに効果的で、心血管疾患リスクを下げます
また、断食をすると脂肪分解能が高まり基礎代謝率が10%上がるとされています。
一方、長期に渡る持続的なケトジェニックダイエットでは甲状腺機能低下により逆に代謝が下がる可能性があるため注意が必要です。

5.脳の機能が向上する
ケトン体はグルコースよりも脳における活性酸素の発生が少なく、ケトーシスではマンガンSODやカタラーゼが増え活性酸素を除去することができます。
また、以前は神経は再生しないと考えられていましたが、今では神経可塑性が認められています。
断食をすると神経可塑性により脳細胞を改善し学習能力を高めるとされています。
また、気分を高揚させ認知機能低下リスクを下げることができます。
これらの効能はケトン体を生成する肝臓の能力が重要となりますので、肝臓に負担のない生活が求められます。

6.心臓を保護する
代謝柔軟性を獲得すれば脂肪、ブドウ糖、ケトン体、アミノ酸のいずれも心臓のエネルギー源にすることができます。
ケトン体が様々な代謝を微調整することで心臓の働きを最適化し、炎症や損傷から心臓を保護してくれます。

これらのことから、断食は身体本来の維持と治癒システムを促す最良の方法の1つであり、定期的に行うことをお勧めします。
ただし、低体重の方はどのような断食であってもやるべきではないのでご注意ください。

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予防栄養学について勉強したいという方も大歓迎です。

#断食
#デトックス
#概日リズム

配信者プロフィール
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中村直樹
・予防栄養学アドバイザー
・理学療法士
・社会福祉士
昭和58年1月10日生まれ。三重県出身、愛知県在住。
最終学歴は広島国際大学大学院医療工学博士前期課程(修士)。
大学院卒業後、整形外科クリニック勤務を経てパーソナルトレーナーとして独立。
現在は一宮市のストレッチ専門店RIPS!!オーナー、一般社団法人アジアNOVASTストレッチ協会代表理事。
健康寿命を延ばすという理念のもと、日々予防医学・予防栄養学のエビデンスを調査。
この度、学びをシェアするため『エッセンシャルヘルスケア』始動。
何卒宜しくお願いいたします。

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